« ビニールシート再び | トップページ | 台北捷運のエスカレーターは東京式 or 大阪式? »

2008年11月 7日 (金)

惜別!藍色的舊型客車

(注)この記事は、旧サイトで 2005/02/03 に書いたものです。

00000081
▲2005年1月10日を最後に台北站から姿を消すことになった藍色の旧型客車。

 別れはいつも突然にやって来ます。思えば平溪線から藍色の柴油車が消えたときもそうでした。ローカル線用にステンレス車体の新型ディーゼルカーが登場した1999年夏、今のうちに平溪線に残る旧型気動車をしっかり撮影しておかねば…と心に決めて渡台したのですが、肝心の平溪線は大雨による土砂崩れで長期運休。翌年、復旧した平溪線を再び訪ねたときには、藍色のディーゼルカーの姿はすでになく、代わりにピカピカの「冷氣柴客」が涼しげな顔で運用に就いていました。

 2005年1月10日のダイヤ改正で、西部幹線の彰化以北と宜蘭線の長距離普通列車が廃止されるらしい…このニュースを聞いたのは2004年の暮れのことでした。これは、日本から来た多くの鐵路迷を惹き付けてやまなかった藍色の旧型客車が事実上、台北站から姿を消すことを意味します。

 都市部を中心に普通列車(非對號列車)のいわゆる「捷運化」が進んでいる中、これらの非冷房、かつデッキ付きの客車列車が、早晩「電車」に置き換えられるのは以前から予想されていたことでした。にもかかわらず、旧型客車の写真って意外に撮ってないんですよね。結局、「廃止」の2文字を目の前にして思うことは、平溪線の旧型気動車が消えたときと同じ。

 「嗚呼、あのときにもっとちゃんと撮っておけばよかった…」

|

« ビニールシート再び | トップページ | 台北捷運のエスカレーターは東京式 or 大阪式? »